iD付きのクレジットカードを作ろうと思っても、違いがいまいちはっきりしないと、作成を躊躇しちゃう事があると思うので、電子マネーiDの利用とクレジットカード利用の違いを記載します。
iDは「Orico Card THE POINT」や「dカード」等があれば使えます。
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使える店舗に違い
iDとクレジットカードでは、まず、使えるお店に違いがあります。
クレジットカードは国際ブランド(VISA、Mastercard、JCB等)に対応していれば使えるのに対して、iDはiDに対応している店舗なのかどうかで、使えるかどうかが決まります。
数的には、クレジットカードが使えるお店>iD対応店舗です。
歴史も違いますし。
ただ、ApplepayのおかげもあってiD対応店舗は増えてます。
(ApplepayはクレカをiDかQuicpay(発行会社がどこかによってどっちになるか決まります。)で使うので、Applepay対応=iDに対応です。)
サインの有無に違い
iDとクレジットカードは、支払いでサインが必要かどうかにも違いがあります。
iDは基本サイン不要です。
クレジットカードも少額の場合は店舗によってはサイン不要ですが、大概サインが必要です。
支払い方に違い
電子マネーiDとクレジットカード払いでは、支払い方にも違いがあります。
クレジットカード払いでは、「一括で」等を伝え、クレジットカードを店員さんに手渡しで支払います。
iD払いでは、カードを店員さんに手渡しません。
支払い時に「iDで。(アイディーで。)」と伝え、読み取り機に自分でカードをかざして支払いを完了します。
この手渡すか手渡さないか、は大きな違いです。
読み取り方に違い
iDとクレジットカードは読み取り方にも違いがあります。
クレジットカード払いでは、カードを物理的に機械に接触して支払いますが、iDは非接触型ICチップを使ってるので、物理的にカードが何かに当たる事なく支払いを終えれます。
なので、店舗によっては財布を開く事なく支払い完了できる時もあります。
狙えるキャンペーンに違い
クレジットカードと電子マネーiDでは狙えるキャンペーンにも違いがあります。
クレジットカード払いでは、発行会社の利用キャンペーンを狙う事になりますが、iDはクレカのキャンペーンも基本狙えますし(iD利用分もキャンペーンの対象等)、電子マネー「iD」自体がやってるキャンペーンも狙えます。
キャンペーンの狙いやすさ自体にも違い
更に、実店舗では普通のクレカ利用はあまりない方でも、iDなら普段使いで頻繁に使えるってメリットがあるので、キャンペーンの狙いやすさ自体にも違いが出て来ます。
クレカのキャンペーンに登録しても使わなければ当選しないので、実店舗のクレカ利用があまりない方でも、iDの利用=クレカの利用、で、無駄に買い物せずとも自然に使うお店の利用額でキャンペーンを狙えます。
少額決済をポイント付与にしやすいかに違い
また、これは人によってはになっちゃいますが、少額決済もちゃんとクレジットカードのポイント付与対象にできるかに違いが出て来ます。
コンビニでの買い物等。
私は、クレカ使えても、コンビニ等、頻繁に使う所では、カードを出す&手渡す回数が増えるので、クレカ使うのためらってましたが、iDは手渡さない(コンビニでは財布にいれっぱで払う事も多いです。)ので、何も気にする事なく使えます。
で、更に、現金払いより支払いが速い&クレカのポイントも付く、ので便利です。
特約店のポイント○倍の対象かに違い
また、iDとクレジットカードでは、特約店のポイント○倍の対象かどうかにも違いがあります。
クレジットカードには、この店舗で使うとポイント○倍、とか、この店舗の毎月○日だとポイント○倍、とかの特典的な、特約店があります。
で、この○倍を適用されるには、クレジットカード利用のみ、なのか、クレジットカード利用(iD含む)、なのかがあります。
クレジットカード利用のみ、の場合は、その特約店でiDが使えてiDで支払った場合は、ポイント○倍の対象外です。
上記の場合に○倍を適用したい場合は、クレジットカード払いを利用する必要があります。(一括で、等を伝えクレカを渡し、サインして支払い完了、の方)
クレジットカード利用(iD含む)は、その特約店でiDで払っても、クレジットカードで払っても、ポイント○倍の対象です。
クレジットカード利用のみ、なのか、クレジットカード利用(iD含む)、なのかは、クレジットカードのその特約店毎に違います。
なので、目当てのお店があって、更にiDで払いたいって場合は、発行前にちゃんとiD払いの時も対象なのかを確認する様にして下さい。
引き落としのタイミングは同じ
iDとクレジットカード払いでは、利用額の引き落としのタイミングは同じです。
iDは後払い式の電子マネーでチャージ不要です。
チャージ作業はなく、使った分は、クレカ利用額と合わせてまとめて後日に自動引き落とし、というサイクルで使っていく電子マネーです。
まとめ
という事で、電子マネーのiDとクレジットカードを利用して払う時の違いについてでした。
iD対応クレジットカードを作る前は違いがいまいち分かんないって時があると思いますが、上記が主な違いです。
「サイン不要・手渡さない・読み取り方」の違いによって、支払いが速く済みます。
「iDのキャンペーンも狙える」事によって、還元率が上がる可能性が増えます。
(当たる当たらない等はありますが、より多く狙えるかどうかの違いが出るので。)
反面、対応店舗はクレカの方が多いです。
とりあえずiDは便利です。
iD対応クレジットカードを作成した後に、どっちで払っていくか迷う事があるかも知れませんが、特約店の事だけ注意して確認し、その他の店舗ではシンプルに、「クレカのみしか使えない店舗ではクレカを使えばOK」ですし、「iDが使える所ではiDを使う」ってしていけば便利に使えます。
同様に、同じ後払い式の「クイックペイ」も便利です。
クレカとの違いもiDとほぼ同様です。詳しくは「クイックペイ払いとクレジットカード払いの違い」をご覧下さい。
電子マネーiDを使う場合には以下の様なクレジットカードを作成する事になります。
使えるiDのタイプ | クレジットカード |
---|---|
一体型 モバイル |
dカード |
一体型 モバイル |
Orico Card THE POINT |
一体型 モバイル |
dカード GOLD |
一体型 追加カード モバイル |
三井住友VISAデビュープラス |
クレカの使い方が今いち分かんないって場合は「初心者の方向けの初めてのクレジットカードの使い方」をご覧下さい。
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