初めてクレジットカードを作る場合、「クレジットカードの使い方が分からない・・・。」って事があると思うので、使い方・支払い方を記載します。初心者の方向けの記事です。

実店舗での使い方、
ネット通販での使い方、
支払いサイクル等共通部分、
という順で記載しています。

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自分のクレジットカードが使えるお店

クレジットカードはVISA、Mastercard、JCB等で使えるお店なのかが分かります。(VISA、Mastercard、JCB等を「国際ブランド」と言います。)

クレジットカードは全てのお店やサービスで使えるわけではなく、更にクレジットカードが使えるお店やサービスでも必ずしも自分のクレジットカードが使えるとは限りません。

なので、お店でクレジットカード払いをしたい場合は、クレカが使えるのか自分のが使えるかを確認する事になります。

確認の仕方

確認の仕方は以下です。

  1. レジ前に行き、決済方法のステッカーを探す
  2. 自分の国際ブランド(VISA、Mastercard、JCB等)のロゴがステッカーに記載されているか確認する

レジ前に行くと、そのお店が対応している国際ブランドのステッカーやシール等が見える所にあります。

こんな感じの物です。↓
国際ブランドのステッカー

こういうのがあったら次に、自分のカードの国際ブランド(JCBやVISA、Mastercard等の事)のロゴがあるかを確認します。

自分のカードの国際ブランドはクレカ券面右下(表側の右下)に書かれています。

自分のがVISAなら、VISAのロゴがお店のステッカーにあれば使えます。

JCBなら、JCBのロゴがステッカーにあれば使えます。

国際ブランドがAMERICAN EXPRESSならAMEXのロゴ、又は、日本国内ならJCBのロゴの所でも基本使えます。初心者というか初めてのクレカではAMERICAN EXPRESSの方はあまりいないかもですが(大概は年会費かかるという意味合いで。)。

JCB CARD W」を作ったならJCBですし、「Orico Card THE POINT」を作ったならMasterCardかJCBです(作成時に選択)。

ない場合も一応聞くのが吉

自分のがない場合は、「JCB(ジェーシービー)使えますか?」等と伝えればOKです。

たまに、ロゴが目立つ場所になくても使える事があるので、クレカ使いたいけどロゴが見つからないって場合は聞くのが一番早いです。

VISAの読み方は「ビザ」です。

Mastercardは「マスターカード」です。

AMERICAN EXPRESSは「アメリカンエキスプレス」か「アメックス」です。普通に「アメリカンエキスプレス」と伝えればOKです。

クレカでの支払い方

使える所だったとして、例として、ファミレスでクレジットカード払いをする時の流れを記載します。

  1. 食事を終える
  2. 伝票をレジに持っていく
  3. 店員さんが「〇〇円になります。」と言う
  4. 「一括で。(いっかつで。)」と言いながらクレカを店員さんに渡す
  5. 店員さんがレジ操作
  6. 機械に自分で「暗証番号」を入力し「確認」ボタンを押す。もしくはサインを求められるパターンの時はサインを漢字フルネームでする。
  7. クレジットカードをもらう&しまう
  8. レシートをもらう&しまう
  9. 終了

現金払いの時に現金を出すタイミングで、カードを渡しながら「一括で。」と伝えればOKです。

「一括で。」は「一回払い」の意味合いです。(分割払いじゃないという意味合い。)

一括で。と言う所を「一回払いで。」等でも大丈夫です。「一回払いでお願いします。」とかも。

暗証番号は自分で設定した番号

暗証番号は、カード申込時等に自分で設定した4桁の番号です。

なので、クレジットカードを作る時は、ちゃんと番号を覚えておく、メモしておく、様にしておいて下さい。

暗証番号を打ち込む機械は、レジとは別で、基本店員さんがどれの事か手などで場所を促してくれます。

最後に機械の「確認」ボタンがあるので押して待っておけば支払いが終了します。

「確認」を押すのを忘れても、店員さんが「確認ボタンをお願いします。」的な感じで伝えてくれると思います。

暗証番号を打ち込む機械は、仕切りがついていて店員さん側からは打ち込む箇所が見えない様になってます。基本。

サインにする事も可能

また、暗証番号じゃなくサインの方が良い場合は、「一括で。」の後に「サインでお願いします。」と伝えればサインで支払えます。

逆(サインじゃなくて暗証番号が良い)は、その店舗が機械導入してる必要があるので大概はできないです。導入してたら大概最初から暗証番号を求められるため。

少額決済の時はどちらもない場合もある

また、少額決済の時はお店によっては、暗証番号もサインも求められない場合があります。コンビニ等。いくらまでが暗証番号・サインが必要ない額なのか(少額決済なのか)は、お店によって異なります。

割引・優待を使う場合は「一括で。」の前に適用条件を満たしてから支払う

また、エポスカードの「エポトクプラザ」の様な「割引・優待サービスがあるクレカ」の場合は、適用条件次第では、カード提示だったり、割引適用をして欲しい旨を伝えてから支払いをしないと、その割引・優待が適用されないお店もあるので注意して下さい。

この場合は、「一括で。」の前にエポスカード」保有者という事を伝える事になります。

ちなみに、エポスカードは使っていき条件を満たすと招待が来て、招待からだと初年度から年会費ずっと無料で「エポスゴールドカード」に切り替えられるカードです。

エポスゴールドカードがどんなカードかは、「Applepayでおすすめのクレカは無料可なエポスゴールドカード」をご覧下さい。

レシートもらったら終了の合図

どのパターンでも、レシートをもらったら支払いが終了です。

初心者と感じてる時は、クレジットカードの使い方的に、どのタイミングでレジから離れて良いのか分からないって事が出て来るかと思いますが、レシートもらえたらもうそこで終了と思って大丈夫です。

そのための「領収書」なので。支払いを受領しましたよ、の紙なので。

実店舗で使う時は、自分がよく使うお店が特約店になってるクレカ、を作成するとお得に使えます。

例えば、セブン-イレブンをよく使うって場合はJCB CARD W等がお得なクレカです。

ネット通販での使い方

ネット通販でのクレジットカードの使い方は以下です。

  1. 自分の国際ブランドが使えるサイトか確認する
  2. カード番号を入力する(16桁)
  3. 有効期限を入力する(〇〇/〇〇)
  4. 氏名を入力する(英字)
  5. 裏面のセキュリティコードを入力する
  6. 買い物を確定する
  7. 終了

ネット通販の場合には、クレジットカードを手元に用意しておけば必要な情報は入力できます。

「クレジットカードの番号」はカードのおもてに書かれている16桁の一番目立つ番号の事です。

「有効期限」はカードのおもてに書かれているスラッシュ(/)がある部分の事です。

monthが月、で、yearが年です。例:03/22(month/year)なら、2022年3月が有効期限のクレジットカード。

年と月には注意しながら入力して下さい。

ネット通販サイトによっては、年の部分が4桁での入力になっている事があるため、20〇〇と、20を足して入力する必要がある事もあります。例の様に「2022年」とするサイトがあります。

「氏名」は、クレカ券面に書かれている英字を入力します。

「セキュリティコード」クレカ裏面の署名欄の右上等にある「3桁」または「4桁」の番号の事です。それを入力します。

初めてだとどれの事か分からない事があると思いますが、大概ネット通販のクレジットカードを入力する画面に「セキュリティコードとは?」的な説明があるので、そこを見ながらやればどの番号を入力すれば良いか判断できるかと思います。

「本人認証サービス」のページになるサイトもある

また、全てのサイトではないですが、利用する通販サイトによっては、クレカ情報入力時にセキュリティサービスとして、「本人認証サービス」がある事もあります。

これは「なりすまし防止」等のためのセキュリティサービスです。

万が一にカード番号・有効期限・氏名・セキュリティコード等を知られて、通販サイトで打ち込まれても、カード情報以外の「番号」を要求して(認証サービス)、間違っていたら支払いに使われるのを防止する、っていうサービスです。

以下の様な物が本人認証サービスの名称です。

  • VISA認証サービス Verified by VISA(ヴェリファイド バイ ビザ)
  • Mastercard SecureCode(マスターカード セキュアーコード)
  • J/Secure(ジェイ セキュア―)JCB
  • American Express SafeKey(アメリカンエキスプレス セーフキー)

これらは、総称して「〇〇本人認証サービス」って名前で提供されている事が多いです。
※〇〇には作ったクレジットカードの会社名等が入ります。

どこの通販サイトで入力する事になるか

どこの通販サイトで「本人認証サービス」の番号を入力する事になるかは、そのサイトに上記の名称のロゴがあるかどうかで分かります。「Verified by VISA」等。

ロゴがあると、認証サービスの加盟店なので使えます。

自分のクレカの国際ブランドのロゴがある実店舗・通販サイトで自分のクレカが支払いに使えるのと同じ感じです。

上記のサービスのロゴがあれば、「認証サービス」が利用されている通販サイトです。

いずれも上記の名称がそのままロゴに使われています。「J/Secure JCB」等。

そのサイトの「支払い方法」等のページにロゴがあるか確認してみて下さい。

何も確認せずとも、クレカ払いで買い物しようとすれば、加盟店サイトなら認証ページが出て来るのであまり意識する必要はないかもですが。

加盟店サイトならば、支払い時にそれぞれの認証サービスの「番号」を入力する事になります。

逆にロゴがない通販サイトは基本、認証サービスの加盟店ではないです。
※ただ、一部の加盟サイトでもロゴが表示されていない事はある様です。

番号ってどの番号?

これらの本人認証サービスで入力する「番号」は、
「認証サービスのために別途登録したパスワード」の事もありますし、
「そのクレカのサービスで設定したパスワード」を入力する物もありますし、
「メアドにワンタイムパスワード(その時一回だけの数字の羅列のパスワード)が届いて利用」という事もあります。

どれなのかは、作るクレジットカードによってまちまちなので、そのクレカの公式HP等で確認する事になります。

利用するには?

この本人認証サービスを利用するには、クレカ申込時に同時に利用申請する事もありますし、マイページ等から利用の申請をしてパスワード等の設定をして使う、ってパターンもあります。

なので、作るクレジットカードの「本人認証サービス」のページを見て、どうやって利用を開始するのか確認する様にして下さい。
(「作るクレカの会社名 本人認証サービス」、等でネット検索すれば出て来ます。)

初回の買い物のみ

ネット通販では、チェックマークがあり「クレジットカード情報を登録する」みたいな部分が大概あるので、そこにチェックをした状態で買い物をすれば、そのサイトでは、クレジットカード情報を入力するのは初回の買い物のみで済みます。

なので、一度使ったサイトなら、買い物の度に入力するわけではないので、クレカ払いは面倒ではないです。

クレカ払いするサイトはちゃんと確認する

ネットでクレジットカードを使って買い物をする場合は、何でもかんでもはクレカ払いにはしない様に注意して下さい。

みんなが使ってる、自分がよく知ってる通販、有名な通販等ならクレカ払いで心配する事はあまりないですが、今まで使った事がない、とか、かなりマイナーな所とか、周りで使っている人はいない、とかのサイトは、代金引換払いにする、とか、コンビニ払いにする、とか自分が不安にならない状態で使う様にするのが無難です。

クレジットカードは基本60日前までさかのぼって不正利用は補償してくれます。

が、面倒な事にならない様、気を付けられる所は気を付けて使う様にしておいた方が無難です。

特に初心者の方というか初めてのクレジットカードを使い始めたって場合は、癖付けのためにも最初の内は意識しながら気を付けて使っていくのが良いかと思います。

ネット通販で使うクレカは、Amazonの利用が多くなりそうならJCB CARD Wがお得な年会費無料のクレカです。

楽天市場が多くなりそうなら楽天カード系がお得なカードとしてあります。

支払いサイクル

クレカ払いを利用して、買い物等をした金額は、後に自分がそのクレジットカードの引き落としで登録した銀行口座から引き落とされます。

ほとんどのクレカでは「1日~月末の利用分(月末締め)」が、「翌月の引き落とし日」にまとめて一気に引き落とされます。

前月の1日~月末のクレカ利用分が今月の引き落とし日に引き落とされる。

中には、毎月15日締め(16日~翌15日の利用分)で引き落としというカードもあります。

どの期間が引き落としの対象期間なのかはクレカの会員規約や公式HPのよくある質問なんかでも確認できます。

引き落とし日が何日なのかも、作成するクレジットカードによって違います。

毎月27日や毎月10日等が多いです。

例えば、「月末締め・毎月27日のクレカ」の場合、4月1日~4月30日(月末)の間にクレカ払いした分は、翌月5月27日に銀行引き落とし、というサイクルで利用していく事になります。

※ただ、使ったお店側の請求日によっては、翌月分の利用にまわされる事もあります。=その分の引き落としは翌々月。
特に、月末付近で使ったクレカ利用分等。(月末締めのクレカの場合)

どこでいくら使ったかや請求の合計額はアプリ等で確認可能

どこのお店や通販でいくら使ったかや、請求の合計額(その月に引き落とされる額)は、アプリやマイページ等で確認できます。

使ったらすぐにそのページに反映されるわけではなく、1~2週間かかって反映される物も、1日、2日で反映される物もあります。(これはお店側がクレカ会社に請求するタイミングで変わる部分だと思います。)

その月に引き落とされる額は、前もってアプリ等で確認できるので、銀行口座には充分なお金を入れておく様に注意して下さい。
(引き落としができない=支払い遅延、なので。信用情報にも載ります。)

ちなみに、アプリやマイページでは、利用促進キャンペーンに応募できるので、クレカを使うならキャンペーンには応募しながら使う方がよりお得に使えます。

レシートや領収書は?

クレカ払いした時のレシートや領収書には、クレジットカード番号全ては載らないです。

ただ、高額な物を購入した時はレシートはその後も3ヶ月は保管しておいた方が良いです。クレカ払いの時は大概は二枚もらうのですが、その二枚とも。

実店舗でもオンラインショッピングでも。

クレジットカードによっては「ショッピングガード」という保険が付いています。

その保険を適用する際に、レシートや領収書が必要なので。

「ショッピングガード」は、購入した物の早期(90日程度)の故障等を補償してくれる保険です。(付いているなら無料で別途費用がかかる保険ではないです。付いてなくてもオプションとして費用を払えば入れるクレカもあります。)

ショッピングガード保険は、買った物全ての品が補償対象というわけではなく、対象外の物もあります。

これは、作るクレジットカードのクレジットカード付帯の保険の規約等を確認すれば、何が対象で、何が対象外か、は分かります。

「作るクレジットカードの名前 ショッピングガード 規約」等でネット検索すればPDFが出て来ます。

ショッピングガードはお買い物安心保険、とか、ショッピング保険という名前の事もあるので、PDFが出て来ない場合には、変更して検索してみて下さい。

また、ショッピングガード保険は、自己負担額があります。(免責額)

免責額は、3000円や、1万円という事もあります。=3000円までは自分で払う。1万円までは自分で払う。

とりあえず、高額な物や早期に壊れたら萎える物は、三ヶ月程度はレシートを保存しておく様にする、のが良いかと思います。

二枚なので、裏面にテープで貼ったり、ホチキス等で止めておいてバラバラにならない様にしておく方が楽です。

まとめ

という事で、初心者の方向けの初めてのクレジットカードの使い方でした。

再度記載すると、クレジットカード払いのやり方は以下です。

実店舗

  1. レジでステッカーを探す。
  2. 自分のクレカの国際ブランド(VISA、Mastercard、JCB等)があるのを確認する。
  3. 現金払いの時の現金を出すタイミングで、「一括で。」と言いながらクレカを渡す。
  4. 暗証番号入力・サインをする。(少額決済なら暗証番号・サインは要求されない場合もある。)
  5. クレカをもらう。
  6. レシートをもらう。
  7. 支払終了

ネット通販

  1. 支払い方法等のページで国際ブランドのロゴを探す
  2. 自分のクレカの国際ブランド(VISA、Mastercard、JCB等)があるのを確認する。
  3. カート等に買う物入れて、決済に進む
  4. クレジットカード番号・有効期限・氏名・セキュリティコードを入力する(初回のみ)
  5. サイトによっては「本人認証サービス」のページが出て来るので自分のクレカの「本人認証サービス」で使う「パスワード」を入力する
  6. 買い物終了
  7. 荷物と一緒に届く領収書を必要なら保存(サイトで印刷できる通販もあります。)

初めてクレジットカードを使う場合は、割と緊張する事があると思いますが、一回やっちゃえば「こんな感じなのか」ってすぐ慣れると思います。

もし分からなくなったら「初めてクレジットカード使うんですけど、どうやるんですか?」って聞けば、店員さんが基本教えてくれると思うので、問題なく払えると思います。

使うクレカで後払い式の電子マネー「QUICPay(クイックペイ)」や「iD(アイディー)」が使える場合は、支払い方に微妙な違いはありますが、基本的な流れは同じです。

詳しくはクイックペイの使い方iDの使い方をご覧下さい。

クイックペイもしくはiDが使えるクレジットカードは、「JCB CARD W」や(クイックペイ)、「dカード」(iD)や、「Orico Card THE POINT」(クイックペイ&iDのダブル搭載)があります。

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