iDをスマホで使いたいから、おサイフケータイ対応のスマホを買おうと思っても、どれを買えば良いのか分からないって時があると思います。
ので、この記事では、iDが使えるスマホはどういったスマホなのか、を記載します。
iDが使えるスマホ本体は、おサイフケータイ対応スマホの中でも以下の二つのパターンの物です。
(最初から)SIMフリーのおサイフケータイ対応のスマホ
又は
ドコモ販売のおサイフケータイ対応スマホ
で、iDに対応している物です。
「おサイフケータイ対応スマホ」でも、au販売、ソフトバンク販売、Ymobile販売のスマホやガラケーでは「iD」は使えないので注意して下さい。
上記のどちらかのスマホを用意して、モバイルiD対応のクレジットカード(「Orico Card THE POINT」等)を作成して、スマホでカード情報を設定すれば、スマホでiD払いができます。
※おサイフケータイのiD利用に対応したクレカの内「dカード」、「dカード GOLD」の場合は、SIMフリーのスマホでのiD利用には非対応です。後述
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格安SIMで販売されているスマホはSIMフリー
格安SIMで販売されているスマホはSIMフリーです。
格安SIMでもちゃんと電子マネー「iD」は使えますし、格安SIMでセット販売で購入したおサイフケータイ対応スマホでもちゃんと「iD」は使えます。
ただ、iDを使ったネット決済は使えない事もある様。
実店舗でのiD払いはちゃんとSIMフリーのスマホでも使えます。
おサイフケータイで使うiDもちゃんと”キャッシュレス決済”です。
格安SIMでセット販売されているおサイフケータイ対応スマホ
格安SIMでセット販売されているおサイフケータイ対応スマホは、
- AQUOS R compact SH-M06(SHARP)
- AQUOS sense lite SH-M05(SHARP)
- Arrows M04(FUJITSU)
- AQUOS SH-M04(SHARP)
- Arrows M03(FUJITSU)
- AQUOS mini SH-03(SHARP)
です。
スペックの主な部分の比較表
上記の、セット販売されているおサイフケータイ対応スマホのスペックの主な部分の比較表は以下です。
※横にはみ出ている場合は表はスライドします。
スマホ名 | 連続待受時間 (電池持ち) |
CPU (コア数&クロック) キビキビ感に影響 |
メモリ モタモタせず 色々できるか |
OS | 大きさ |
---|---|---|---|---|---|
AQUOS R compact SH-M06 | 約630時間 | オクタコア 内2.2GHz×4 +1.8GHz×4 |
3GB | Android8.0 | 4.9インチ |
AQUOS sense lite SH-M05 | 約540時間 | オクタコア 内1.4GHz×4 +1.1GHz×4 |
3GB | Android7.1 | 5インチ |
Arrows M04 | 約640時間 | クアッドコア 1.2GHz |
2GB | Android7.1 | 5インチ |
AQUOS SH-M04 | 約780時間 | オクタコア 内1.4GHz×4 1.1GHz×4 |
2GB | Android6.0 | 5インチ |
Arrows M03 | 約640時間 | クアッドコア 1.2GHz |
2GB | Android6.0 | 5インチ |
AQUOS mini SH-03 | 約460時間 | ヘキサコア 内1.8GHz×2 1.4GHz×4 |
3GB | Android6.0 | 4.7インチ |
記載した項目のそれぞれの意味合い
上記に記載した項目のそれぞれの意味合いは以下です。
CPUの○GHzの数値が大きい程、スマホで何か操作をした時やアプリで何かをした時の反応が速いです。
CPUのコア数は数が多い程、複雑な処理(ゲームアプリ等)が速いです。(ただ、この4つのスマホは特段ゲーム向きというわけではありません。)
クアッドは4つコアがある、ヘキサは6つ、オクタは8つです。
メモリの○GBの数値が大きい程、複数の事を同時並行でやった時にもモタモタしにくいです。≒アプリを色々使ってそのまま使う時にもモタつきにくい。
連続待受時間に関しては、スマホで何もせず放置、でこんだけ持つって数値です。
なので、スペック表の時間充電せずに使えるという感じではなく、相対的な評価としてどのスマホが電池持ちが良さげか、の判断としてのみ使う感じが良いかと思います。
今持ってるスマホの連続待受時間を公式HPのスペック表で調べて、その数値と購入予定のおサイフケータイ対応スマホの連続待受時間を比較して、「これだと今のスマホより電池持ち悪いのか」とか、「これだと今より全然長く持ちそう」みたいな感じで。
ちなみに「iD」は、スマホの電池が完全になくなっていなければ、電源が入ってなくても使えます。
(電源がちゃんと入れれる状態=電池残ってる状態、なら、電源入ってなくても支払えます。)
その他の電子マネーもスマホで使いたい場合はHPで確認
iDに対応している事がそれぞれのメーカー公式HPに明言されているのは、SH-M06、SH-M05、M03、mini SH-03です。
M04は、HPに「対応している電子マネー」の記載がないですが、iDに対応しているM03の後継機種なので、ほぼほぼiDは使えると思います。
iDの他にも、モバイルSuica、QUICPayモバイル、nanacoモバイル、モバイルWAON、楽天Edy等、それぞれの端末のHPに対応している電子マネーが記載されているので、iD以外にもスマホで電子マネーを使いたいって場合は、目当ての物があるかどうかHPで確認する様にして下さい。
購入の前に。
これらをセット販売している格安SIM会社の主な所
上記のおサイフケータイ対応スマホをセット販売している格安SIM会社の主な所は、「BIGLOBEモバイル」、「mineo(マイネオ)」、「楽天モバイル」、「IIJmio」なんかがあります。
BIGLOBEモバイルは、画質はちょい下げた状態ですが、任意のオプションとしてYouTube等が見放題にできる「エンタメフリーオプション」がある格安SIMです。
他にも、UQモバイルだったり、LINEモバイルにもおサイフケータイはちゃんとあります。
とりあえずセット販売の格安SIM会社の選択肢は多いです。
ドコモ販売のスマホでiDが使える物
ドコモ販売のスマホ本体でiDが使える物は、ドコモのHPに記載があります。
中古スマホも可能
SIMフリーのスマホ、ドコモ販売のスマホ、の、おサイフケータイ対応スマホなら中古で購入した物でもiDは使えます。
dカードは特殊な事に注意
iD対応のクレジットカードの内、dカード、dカード GOLDは、ドコモの端末でキャリアがドコモの場合のみ、おサイフケータイで使えるので注意して下さい。
=格安SIM利用で、SIMフリーのおサイフケータイ対応スマホの人は、dカード又はdカード GOLDでは、スマホでiDは使えないです。
SIMフリーのおサイフケータイ対応スマホの人は、iDをスマホで使うならその他の(dカード以外の)モバイルiD対応クレジットカードを作成する必要があります。
もしくは、クレカ一体型で、クレカ自体を読み取り機にかざせばiD払いができるクレカ、というのは「dカード」や「dカード GOLD」の良い面でもあるので、普通にカードでのiD払いにしたり。
dカード作りたいけどドコモじゃない人
契約している所が、「au、ソフトバンク、Ymobile、格安SIMの人(ドコモでスマホ使ってない人)」で、「dカード又はdカード GOLD作りたいけど、iD使いたい!って人」は、「dカード自体で」iDを使う事になります。
dカード系をおサイフケータイでスマホで使うには、キャリアがドコモかつドコモ販売のスマホ、とキャリアがドコモである必要があるので。
dカード自体だとおサイフケータイでの利用ではなくなりますが、ただ、キャリアがドコモじゃない方はdカードのメリットが充分に享受しにくいので、dカードに固執する必要はないとは思います。
モバイルiDに対応したクレカはたくさんあるので。
Orico Card THE POINT等。
まとめ
という事で、iDが使えるおサイフケータイ対応のスマホについてでした。
dカード以外のモバイルiD対応のクレジットカードを作る方は、
- SIMフリーのおサイフケータイ対応スマホ
- ドコモ販売のおサイフケータイ対応スマホ
のどちらかを用意すれば、OKです。
で、スマホ本体の方が片付いたら、あとはモバイルiDに対応したクレカを作成し、利用申込&スマホで設定、とすれば、スマホでiD払いをして支払いを済ませられる様になります。
モバイルiDに対応したクレジットカードは、格安SIMの方は、「Orico Card THE POINT」、ドコモの方は、「dカード」系が使いやすいかと思います。
iD以外のおサイフケータイで使う電子マネーのクレカについては、「クレカは電子マネー対応の物をスマホ(iPhone、Android)を加味しながら作ると便利さが増す」をご覧下さい。
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