JCB CARD WやJCB CARD W plus Lは年会費無料で、内容を調べるとめちゃくちゃメリットいっぱいって感じると思います。
が、そうなると「何か気付いてないデメリットがあんのかな?」って思う事があると思うので、私が思うデメリットを記載します。
JCBカードWは年齢制限がある
JCBカードWは申し込みできるのが、18歳以上39歳以下、と年齢制限があります。
これは最大のデメリットと言えるかもです。
JCBカードWへの申し込み時点での年齢が上記であれば良く、使い続けるのは40歳以上になった後も可能です。
JCBカードWは紙の明細書がない
JCBカードWは自動的に「MyJチェック(カード利用代金明細書送付停止の案内)」に登録されるので、紙の利用明細は郵送されては来ません。
なので、ネットやアプリから「MyJCB」で確認する事になります。
印刷は可能です。
JCB CARD Wは付帯サービスで国内のショッピングガード保険がない
JCB CARD Wは付帯サービスで、国内はショッピングガード保険がついていません。
ショッピングガード保険は、対象商品なら、買った物の90日以内の偶然な事故による損害を補償、っていう保険です。(自己負担金があり、必要書類の提出が必要)
海外での買い物に対してはついていますが、日本国内での買い物についてはこの保険はついてないです。
国内もつけられますが、その場合は、支払い名人(自動でリボ払い)への登録が必要です。
毎月の支払いが設定した一定額になるけど、デメリットとして手数料がかかる支払い方。
このショッピングガードは年会費無料のクレカには付帯サービスでついてないのも多いです。
楽天カードとかOrico Card THE POINTなんかもないです。
が、あるのもあるので、全部入りからは外れた所って感じです。
※ショッピングガードは「不正利用」に対しての物じゃなく自分で購入した物に対しての保険です。万一の時の不正利用に関してはJCB CARD Wはちゃんと補償されます。
JCBカードWは優待・割引サイトはない
また、JCBカードWはは、JCB ORIGINAL SERIESパートナーのグルメ・サービス・ショッピングとして、実店舗でも別途のポイント付与の優待店はありますが、映画とか、レジャー施設とかの分かりやすい優待・割引サイトはないです。
これも大概の年会費無料のクレカにはないです。
が、探せばあるので、これもデメリットと言えるかも知れません。
なので、こういったのを使いたい場合は、他での補填が必要です。
年会費無料なら以下の様なクレカにあります。
- エポスカード(年会費無料)の「エポトクプラザ」
- 横浜インビテーションカード(年会費無料)の「J’sコンシェル」
クレカ以外にも以下の様な物でも補填できます。
- BIGLOBEモバイル(格安SIM)の「BIGLOBE Club off」
- ジャパンネット銀行で残高10万円以上等の「JNB クラブオフ」
ちなみに、「BIGLOBEモバイル」は、画質はちょい下げた状態ですが、YouTube等を見放題にできるオプションがある格安SIMで、結構特色がある所です。ビッグローブは今はKDDIの子会社です。
JCB CARD Wはnanacoチャージでポイントがつかない
また、JCB CARD Wはnanacoにチャージはできますが、ポイントは付きません。
これも、つかないクレカの方が多いですが、探せばあるので、一応全部入りからは外れたって言える部分です。
※追記:nanaco払いでの還元率が大概の店で200円につき1ポイントになったので(以前は100円につき1ポイントも結構ありました。)、nanacoチャージでポイントつかないってのはそこまでデメリットじゃなくなりました。
nanacoチャージでポイント欲しい場合、補完するには、サブ等として以下の様なクレカを作る事になります。
- セブンカード・プラス(年会費無料))チャージで0.5%
- ヤフーカード(年会費無料)チャージで0.5%
- リクルートカード(年会費無料)チャージで1.2%(月3万円までのチャージ)
JCBカードWの海外旅行保険は利用付帯
また、JCBカードWの海外旅行保険は利用付帯です。
海外旅行行く際に、公共交通・航空券代等での支払いにJCB CARD Wの利用で保険を適用。
これも、「利用付帯」どころか、付かないカードもある、ので、大きなデメリットとは言えないですが、中には年会費無料で海外保険が自動付帯(旅行時に使わなくても適用)のクレカはあるので、全部入りからは外れてる部分です。
年会費無料で自動付帯のカードは上述したエポスカードやハマカードがあります。
JCBカードWのデメリットとしては年利用額によるボーナスポイント的なのはないのもある
また、JCBカードWは年間の利用額におけるボーナスポイント的なのはないです。
ないのはJCBカードWのデメリットとも言えますが、ある場合、基本の還元率が微妙、みたいな面はあるので影響でかい部分じゃないです。
JCB CARD Wはそもそもの還元率が良いカードなので。年間の利用額に関わらず。
人によっては国際ブランドがJCBのみなのはJCB CARD W/plus Lのデメリット
JCB CARD W/plus LはJCBのプロパーカードなので当たり前ですが、国際ブランドはJCBのみです。
他に選択肢はありません。
これは人によってはデメリットと言えるかもです。
既に国際ブランドがJCBの提携カードを持ってる、とか海外旅行で使うクレカを探してる、みたいな時等。
国内(日本でのカード利用)においては、JCBは何の問題もないです。wikiによると2007時点ではJCBは国内シェア1位だった様。
関連:クレカを作る時の国際ブランド選びで違って来る事(VISA、Mastercard、JCB等)
okidokiポイントの交換レートが良い交換先が限られる
JCB CARD W/plus Lに限らずですが、JCBのokidokiポイントが貯まるカードは、ポイント交換レートが良い交換先が限られるって面はあります。
JCB CARD Wを還元率1%で使うなら、okidokiポイント1ポイントが5円相当の物に交換する必要があるのですが、1ポイント5円相当で交換できる物は以下です。
- nanacoポイント
- Tポイント(らくらく自動移行コース)
- JCBプレモカードへのチャージ
- ビックポイント、ビックネットポイント
- ジョーシンポイント
- ベルメゾンポイント
- セシールスマイルポイント
- JTBトラベルポイント
使いやすいのは、nanacoポイント、Tポイントかな、と思います。
nanacoはセブン系列の他に「nanaco」が使える所で使えますし(マクドナルドやエクスプレス、快活クラブ等々)、「Tポイント」もファミリーマート、エネオス等々で使えます。
逆にこれらが使えるお店を使わないって方にとってはやっぱりデメリットになります。普段使いできるポイントに交換しにくくなるので。
ただ、逆に交換レートが高い以下のもあります。
- 不定期・今の所恒例の1ポイント6nanacoポイントのnanacoポイント
- 1ポイント3マイルのJALマイル、デルタ航空のスカイマイル
JCB CARD W作ったら、クイックペイは何かしらで使える様にすると思いますし、その際のおすすめは、nanacoカードのクイックペイを使える様にした「QUICPay(nanaco)」です。
(キャッシュレス決済です。)
=nanaco使える物を持つ事になる。
ので、JCB CARD Wを使い始めたら、不定期ですが、1ポイント=6nanacoポイントの時に交換するのが良いと思います。
この場合、JCB CARD Wの基本還元率が1.2%で使えてる事になります。
通常5×1.2倍=6なので。
となると、Amazonが2.4%の還元率ですし、セブン-イレブンが2.4%の還元率、昭和シェル石油が1.8%の還元率になる、とかなりの高還元カードになります。
セブン-イレブンはQUICPay(nanaco)なら、「2.4%+約0.5%+nanacoボーナスポイント」の還元率で使えます。超がつくレベルの高還元になります。
関連:JCB CARD Wのポイント交換はnanacoの交換レートアップ時にやると還元率1.2倍
JCB CARD Wのデメリット的な部分のまとめ
という事で、JCB CARD Wのデメリット的な部分についてでした。
JCB CARD Wは年会費無料のクレジットカードにおいては、全部入りに近いクレカですが、上述した様な部分は入っていません。
=そこが問題ないならデメリット<<<メリットで使えるカード
再度記載すると以下の様な部分が、人によってはデメリットになり得ます。
- 年齢制限
- 紙の明細書が届かない
- 国内のショッピングガード保険がない
- 分かりやすい優待・割引サイトがない
- nanacoチャージでポイントがつかない
- 海外保険が「利用」付帯
- 年利用額によるボーナスポイント的なのはない
- 国際ブランドがJCBのみ
- ポイント交換レートが良いのが限られる
これらは以下の様な状態ならデメリットが薄れます。
JCB CARD Wのデメリット | 対処方法 |
---|---|
年齢制限がある部分 | やりようなし 18歳~39歳なら〇 |
紙の明細書が届かないって部分 | アプリやネットで見れれば良いなら〇 自分で印刷する |
国内のショッピングガード保険がない部分 | 高額な物はその商品自体の保証に入る もしくは他のショッピングガード保険があるクレカで買う |
優待・割引サイトがない部分 | その他の「優待・割引サイト」があるクレカやサービスで補完する |
nanacoチャージでポイントがつかない部分 | 現金チャージのキャンペーンの時に現金でチャージ もしくはnanacoのクレジットチャージでポイントが貯まるクレカをサブで作成 |
海外保険が利用付帯な部分 | 海外旅行時にはJCB CARD Wで航空券、公共交通代を払う もしくはその他の自動付帯のクレカを作成する もしくは海外旅行に行かないなら無用 |
年利用額によるボーナスポイント的なのはない部分 | やり様なし 利用額に関わらずJCB CARD Wは高還元って事で納得する |
国際ブランドがJCBのみ | 他のクレカはVISA、Mastercardで作成する 切り替えれるクレカは切り替えも検討 |
ポイント交換レートが良いのが限られる | nanacoカード作成、Tポイントカード作成 nanacoは交換レート良い時期に交換 |
JCB CARD W/plus Lのメリットは、「1.年会費無料」で、「2.ETCカードも年会費無料」で、「3.基本の還元率が高く」、更に「4.特約店がちゃんとあり」、「5.後払い式の電子マネーが使えて種類も多数」、それでいて「6.JCBでの信用実績が貯まる」、っていうのが主な部分です。
(→JCB CARD WやJCB CARD W plus Lのメリットって何!?)
nanaco交換レートUP時に常にポイント交換するならば、基本の還元率が1.2%になり(固定費・月額サービスが1.2%)、ネット通販も還元高く中でもAmazonは2.4%の高還元、コンビニならセブン-イレブンが2.4%(+約0.5%+ボーナスポイント)と高還元、ガソリンスタンドは昭和シェル石油が1.8%と高還元です。
後払い式の電子マネーとしてQUICPayが使え、種類が多数です。Apple Pay、Google Pay、ナナコカードのQUICPay、、QUICPayコイン(コイン型)等々。
これらのメリットと、上述した様なデメリットを比較検討して作成するかしないか決めるって感じになります。
とりあえずJCB Wは私はおすすめのカードです。
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