クレジットカードを作るときはポイント還元率も加味して検討することが多いと思います。
その場合はポイント付与の計算が、
- 「合計金額で計算」なのか
- 「都度計算」なのか
も加味して選ぶようにしてください。
特に、小額決済で使うのを考えている場合。
どっちのパターンでも端数は切り捨てですが、都度計算の方だと、都度切り捨てなので決済回数が多ければ多いほど無駄になる額も多くなります。
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合計金額で計算とは
合計金額で計算とは、月の累計額を元にポイント計算をするクレジットカードです。
例えば、税込100円ごとに1ポイント付与のクレジットカードで、月の合計額で計算するカード使っていて、月の利用額が、51,239円だった場合、512ポイント付与されます。
51,200円分がポイント付与の対象と言うことになります。
端数の39円分は切り捨てです。
これは、ほぼ無駄なくポイントがついています。
これが仮に、51,301円だったら513ポイント付き、1円分が端数切り捨てです。
=このカードだと、無駄になる端数は、1円から99円で済みます。
同じ還元率1%でも200円で1ポイント(1ポイント= 2円)ってカードの場合、1円~199円が端数です。
同じ還元率1%でも、1,000円で1ポイント(1ポイント10円)ってカードの場合、1円~999円が端数です。
ただ、合計金額で計算の場合、100円毎なのか、200円毎なのか、1000円毎なのかの違いがあってもあんまり変わりません。
都度計算とは?
クレジットカードには都度計算のカードもあります。
これは「決済の都度」ポイント付与を計算するカードです。
こっちは、会計回数が増えるほど無駄になる利用額が増えます。
例えば「税込み100円で1ポイント、都度計算のクレジットカード」の場合、以下の様になります。
- 258円の買い物をする→ 2ポイント付与&58円分は切り捨て
- 460の買い物する→ 4ポイント付与&60円分は切り捨て
- 31,224円の買い物をする→ 312ポイント付与&24円分は切り捨て
大概の買い物では、端数は出るので、こっちパターンのクレカの場合は常に「ポイント付与対象外の利用額」が発生することになります。
=合計金額の時よりポイントはちょい貯まりにくい。
上記の例は100円で1ポイントのカードですが、これが200円で1ポイントだと、より貯まるスピードが減ります。
決済の都度、1円から199円は破棄、なので。
なので、ポイント還元率狙いでカードを作るなら都度計算よりも合計金額で計算のカードの方が良いということになります。
1,000円単位(1,000円で1ポイント)よりも200円単位、200円単位よりも100円単位の方が良い、という事になります。
検討中のクレカがどっちかはネット検索
検討中のクレカがどっちのパターンでのポイント付与計算なのかはネット検索が早いです。
「◯◯カード ポイント 合計金額」とか、「◯◯カード ポイント 決済毎」等々。
基本、クレジットカード発行会社毎にどっちなのかは決まっていますが、クレカはめちゃくちゃあり、ポイント還元率も違うので、ネット検索して公式HPで自分で確認するのが1番確実です。
そのクレカのページに書かれていることもありますが、公式HPの他のページに記載されていることが多いです。
なので、発行会社が分かるなら「◯◯ ポイント 貯まり方」とか、「◯◯ ポイント ため方」等々で検索してみて下さい。
「毎月の利用金額全てを合算して換算」等々と書かれているクレジットカードはこの記事で記載した合計金額での計算のクレジットカードです。
「利用額の合計で」と明記されていない場合は、都度計算が濃厚なのでちゃんとわかるまで検索して確かめた方が良いです。
(「合計金額で計算」は一応売りなので、合計金額で計算だった場合は大概は明記されています。)
また、クレジットカードを作る時は「入会キャンペーンの条件を確認しスマホで写真を撮っとく」のがおすすめです。
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