家計簿つけて、何にお金使ってるかを把握して、無駄に感じる箇所を見つけたい、とか、節約できる所を見つけたいって気持ちがあっても、家計簿つけるの面倒に感じてなかなか続かないって事があると思います。

その場合には、まず時間がかかる事は自分でやろうとせず、自動化できる事は自動化して、大まかにお金の使用用途を把握するのがおすすめです。

そのためには、クイックペイ・iD対応クレカを作成して、日々の生活の支払いのほとんどを、クイックペイ又はiD払い、クレカ払い、にすると簡単化できます。

おおまかに、ですが、自動的に自分のお金の使い方が後々振り返れる様になるので。

=「やる事自体は簡単だけど、家計簿つけれてる」みたいな状態になる

後は、自分の「家計簿つける目的」に合わせて、その記録を活用する、って事になります。

以下は、クイックペイ又はiD払い、クレカ払いでおおまかに家計簿を自動化ってどういう事なのか、等々の内容です。

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家計簿だいたい自動化→家計簿活用する、でやる事の流れ

家計簿を簡単にするために、クイックペイ又はiD払い、クレジットカード払いを活用する事にした場合に、「家計簿をだいたい自動化→家計簿活用する」まででやる事の流れは以下です。

  1. 持っていない場合はクイックペイ(又はiD)対応クレジットカードを作成する
  2. 支払いのほとんどを作成したクイックペイ払い・iD払い・クレカ払いにする
  3. 現金出た時だけスマホにメモ
  4. 普通に暮らす
  5. ある程度経ったら、各明細を見て、「お店ごと」「サービスごと」に月の合計額を出す
    • クレジットカードの明細を確認(iD・クイックペイもここに記載があります。)
    • 銀行引き落としの物は銀行入出金明細で確認
    • スマホにメモした現金分を確認
  6. 出した、お店・サービスの「合計額が多い所」から無駄か節約できるか対処していく
    • 無駄に感じるなら利用をやめる
    • 高く感じるけど必要なら別の代替サービス等を検討
    • そのお店で使えるポイントカードあるならそれらだけは作成(利用額・利用回数多いから労力的にも価値アリ)
    • そのお店で還元高いクレジットカードあるなら作成も検討(利用額多いから価値アリ)、等々
  7. 無駄か節約できるかに「内訳」が必要ならそのお店だけレシート集めて暮らす様にする
    (袋とかでも何でも良いので家に帰ったらそこに入れとくって生活をする)
  8. 繰り返し

長く感じる事があると思いますが、家計簿をだいたい自動化するためにやるのは、クイックペイ払い(iD払い)をする&クレジットカード払いをする様にして、現金が出た時だけスマホとかにメモ、ってするだけです。

これだけで大体家計簿を自動で付けられています。

今は、スマホがiPhone 7以上ならApple Payでクイックペイ(またはiD)が使えます。

AndroidのおサイフケータイならGoogle Payでクイックペイが使えます。

なので、難易度は高くないです。

クイックペイまたはiDと、クレジットカードで自動にするとどうなるか

クイックペイまたはiDと、クレジットカードで自動にすると家計簿作業がどうなるかというと、
現金使った時(財布の中の現金)のみメモ、すれば家計簿が自動で続いてる、みたいな状態にできる。
様になります。

クレジットカードなので利用額の管理が必要

上記の様にする場合のデメリットは以下です。

  • 持ってないならiD又はクイックペイ対応のクレジットカードを作成する必要がある。
  • クレカ利用(iD利用、クイックペイ利用)に不安があるならやれない。
  • クレジットカードなので利用額の管理が必要。

特に、iD利用もクイックペイ利用もクレジットカード利用と同様に、先に使って後で払う(月1での銀行引落)なので、利用額の管理をする必要があるってのには注意しておいて下さい。

iD又はクイックペイ対応のクレジットカードを作る場合には、「JCB CARD W」や「Orico Card THE POINT」、「dカード」等が使いやすいです。

家計簿が簡単に続くのがメリット

メリットは以下です。

  • 日々の作業がほぼほぼなくなる=家計簿が簡単に続く
  • 意識する事が一つ(現金払いだけメモ)になってシンプル
  • 間接的に節約度合いを大きくしやすくなる(適したクレカがどれか分かる)=家計簿の目的の一つに寄与

家計簿が簡単に続くってのが一番のメリットかと思います。

家計簿はレシートの管理が面倒で難易度が上がる

スーパー等々、一決済で色々な種類の商品を購入する様な店舗の場合、内訳を知るには、レシートを残しておく必要がありますが、残しといても、家計簿つけるのめんどくさい・・・ってなってる状態だと、後々に確認して、家計簿ノートなりなんなりに貼ったり、転記する、のは中々続かないかと思います。

難易度上がるので。

集めて保存、分けて貼り付け、等々。

家計簿はレシートの管理が面倒になると難易度が上がります。

なので、まずは「月にどこで、いくら使ってるのか」が記録できていればオッケーです。

「◯◯スーパー」なら「◯◯スーパー」で、オッケー。

で、それにはクレジットカードの明細(iD、クイックペイも同じ画面に記載されます。)を利用すると簡単になります。

「店名、利用日、利用金額」が載ってるので。

なので、この記事の家計簿の付け方ではレシート集めはほぼしません。なので管理をする事もなくなります。

※厳密に言うと、全てのクレカで店名、利用日、利用金額が載っているのかは分かりません。

が、私が今までに作って利用してきたクレカでは、全てのクレカ(iD、クイックペイ利用分含む)で店名、利用日、利用金額が載っています。

家計簿は長続きしないと活用しにくい

家計簿は長続きしないと活用しにくいです。

家計簿は短い期間でもあまり効果が出ず、ある程度の期間やってやっと役立つので、長い事続く状態にするのが結構重要かと思います。

家計簿つける目的は人によって色々あると思いますが、日々の生活での無駄な部分とか節約できる箇所等を見つけるためというのももちろんありますが、私は「変化」を見つけるのが重要だと思います。

例えば、知らず知らずの内に上がっちゃってた「生活レベル」とか。

意識して上げてるなら問題ないですが、収入増加に合わせて勝手に上がっちゃってた、のはある程度自分で把握した方が良いと思ってるので。

他には、「この時期は無理なく貯金も貯まってたけど、今はあんまりだな~」とかなった時に、「比べる事によって」何が原因で貯金が貯まらなくなっていったのか、等々が分かったりします。

この期間とこの期間では、◯◯と◯◯が違う、から自然とは貯金が貯まらなくなった。から、◯◯と◯◯で削減できたり、無駄な部分ないかを確認する、等々。

いずれにしろ、家計簿を活用するには、ある程度の期間、入ってくるお金、出費がどんな状態か、を記録できている必要があります。

そのためには、長く続くのが重要で、長く続くには、

  • 時間とられない
  • 面倒じゃない
  • 加えて完璧を求めない=大まかに知れればまずはオッケー

っていうやり方が役立ちます。

で、上記の「時間とられない」「面倒じゃない」「大まかに知る」には、上述した、後払い式の電子マネー、クイックペイやiD、とクレジットカード払い、で過ごしていく、のが役立ちます。

長続きしないって事がなくなるので。

クイックペイとiDを使うと家計簿が簡単になるからおすすめ

クイックペイとiDを使うと家計簿が簡単になるからおすすめです。

クイックペイ」と「iD」は、普段使いでかなり使いやすい電子マネーです。

コンビニ、薬局、飲食店、ガソリンスタンド等々生活のほとんどの場面で使えます。

これにクレジットカード払いを加えれば、日々の生活で現金使う事をかなり減らせます。
(現金は使用用途を後々確認する難易度が高いため。この記事は家計簿が面倒ってのの解消のための記事なので。)

とりあえず、クイックペイとiDがどういう物なのかはひとまず置いておきますが、クイックペイとiDは、クレジットカードと同様、決済毎に、どこで、いくら使ったか、が明細で確認できます。

使用しているクレカの利用明細画面で、クレカと同様、後々でもどこでいくら使ったかを振り返れます。

=普通に暮らしてるだけでおおまかに家計簿を自動でつけてくれてる様な物
っていう便利な面がある電子マネーです。

なので、日々の生活をクイックペイ又はiDとクレカ払いで済ませる様にすれば、何もしなくても自動で過去何か月間かの出費が分かります。

=家計簿が簡単になる

なので、おすすめです。

あと、今まで現金払いしてた分(コンビニだったり、飲食店だったり)にも、ポイントがつく様になるので普通に節約に繋がります。(iDとクイックペイはクレカと一緒の請求で、iDの利用分も、クイックペイの利用分もそのクレカのポイント付与の対象です。)

上述した様に、クイックペイとiDは、Apple PayやGoogle Payでも使えます。

銀行引き落とし、口座振替払いも振り返れる

で、日々の生活の他の支払いとしては、銀行引き落とし、口座振替払いにしている固定費等々があります。

人によりますが、家賃とか、駐車場代とか、税金関係とか。

これらは自動で家計簿つけてくれてます。

入出金明細確認すれば良いので。

この部分も振り返れるので、銀行引落し関係については家計簿つけるにあたって考える必要はないです。

現金はメモ

このやり方で家計簿を自動化する場合、後は、現金(財布の中の現金)の事を考えておく必要があります。

現金については仕方ないので都度メモする事になります。

スマホのカレンダーアプリでメモ等をして。

現金としていくら財布に入ったか、はメモしなくてOKです。(銀行の入出金明細で確認できるので。)

メモするのは、使った現金・出た現金、です。

これをやっておけば、自分のお金の出入りのほぼほぼ全部が後に振り返れる様になっています。

=簡単に、家計簿付けてるのと同じ状態になってる

この状態にしたら、後は普通に暮らします。

普通と言っても、支払いのほとんどをiDとかクイックペイ、クレジットカードに変更した部分と、現金をメモ、って部分で変化はありますが。

明細からお店・サービス毎に合計額を出す

2ヶ月、とか過ごしたら、明細から合計額を出します。

クレジットカードの明細確認、銀行明細確認、メモした現金払い、を店名や使用サービスで使った額を足していきます。

この状態で、「過去、月に、どこで、いくら使ったかが確認できてる状態」になってます。

≒家計簿つけれてた。

後は、自分の家計簿つけたいと思った目的のために活用する事になります。

人によって違うとは思いますが、私の場合は、

  • 今の生活ではどのお店(やサービス)での年間の利用額が多いのか=利用額多い所が分かると自分に合うクレカ選びに役立つため
  • 日々の生活であまりにも無駄に感じる部分はないか=自然と出費大きくなっちゃってるのはどれかに役立つ
  • 1、2年前と違う部分はどこか=活用してない物や割に合わない物が増えてないかの判断しやすくなる

等々です。

何ヶ月か普通に暮らしたら、お店ごと・サービスごと、に月の合計額を出します。

ここは面倒ですが、電卓使いながらノートなりなんなりに手書きで良いので記入しておくのが良いと思います。

上述した様に、後々振り返れると便利な部分が家計簿にはあるので。

店ごとに合計金額を記入

合計額は以下の様に、店ごとに合計金額を出して記入しておきます。

  • ◯◯スーパー月の合計34000円
  • セブン-イレブン月の合計15501円
  • エネオス月の合計8000円
  • Amazon月の合計42331円
  • 楽天市場月の合計15000円
  • セイムス(ドラッグストア)月の合計6563円
  • mineo(スマホ代)×4回線月合計6100円
  • 高速(ETC)月の合計8000円
  • じゃらん月の合計66000円
  • ローソン月の合計2000円
  • ファミリーマート月の合計1883円
  • リンガーハット月の合計3108円
  • コメダコーヒー月の合計3200円
  • 駐車場代月の合計6000円
  • 医療保険代月の合計6000円
  • 確定拠出年金(iDeCo)月の合計10000円
  • ・・・

他にも色々あると思うので、クイックペイ、iD、クレジットカードの明細に書かれている決済名ごとに合計額を出していきます。

自分の分かりやすい状態の名称が良いと思います。自分のための家計簿なので。

例えば、スマホ代とネット代(プロバイダー代)をまとめ、通信費、とかにしなくてOKで、スマホはスマホ、ネットはネットでOKです。

他にも、家庭があるなら、「子供のお小遣い」、「夫(妻)に渡したお金」等々の項目でOKです。
(現金で渡す場合はこれもメモする必要があります。現金での出入りなので。)

あとは、固定の収入、ボーナス、毎年あるわけじゃない収入(特別利益)、毎月の決めてる貯金(収入に対する割合で貯金額を決めてるならその額)、余って貯金した額、等々、必要に応じてノートにメモしておきます。

適当で良いから棒グラフを簡単にノートに書く

で、お店ごとにどこが利用額が多いお店なのかを分かりやすく判断するため棒グラフを簡単にノートに書きます。適当でOKです。

例えば、上述した額を棒グラフにするとこんな感じになります。

※使用ブラウザによってはグラフが表示されない事があるので記事内容をご覧下さい。

店名で書くため、ノートに書く場合は、開いたページを二枚使い、更に一つ一つを小さめの文字で記載するのが良いと思います。

グラフは書かなくても良いですがぱっと見で分かる方が判断しやすくなるので適当で良いのでグラフ化するのがおすすめです。簡単に手書きで。

ノートの横側に縦軸として、真ん中に30000円、下半分の半分(四分の一の部分)に15000円、とかを書いて、ノートの一番下に(横軸に)店名を小さめに書いて、17000円なら大体こんくらい、8000円なら大体こんくらい、みたいに線や棒グラフ書いて、その頂点にそのお店の具体的な合計金額を書きます。
(縦軸の額は自分の、家庭の、利用額に合わせて丁度良い値に変更して下さい。)

グラフの長さはある程度で良いです。(良いです。というか私はそうしてます。)他と比較して長さがおかし過ぎなければ。

後は、棒グラフ見て、長い部分(出費として大きい部分)から順に、何かできないか、どうしたら節約できるのか(無駄がないか、節約可能か)から順に考えます。

それが家計簿を付ける目的の1つなので。

内訳ないと考えづらい物だけここで初めてレシートを集めて整理しておく

この際、内訳ないと考えづらい物(例えばスーパーや薬局)等では、ここで初めてレシートを集め始めて整理しておきます。

無駄か、節約可能かには、上記の様に暮らした後、その店舗だけは、レシートもらう&保存する、として生活します。

で、レシートの内訳を見て、品目毎にまとめ、何が無駄に感じるかを見つけます。

そしたら、その店舗での買い物では、それを買う時に結構考えて買う(可能な品目ならそれだけは特売日のみにまとめ買い、とか、それだけは別店舗やネットで買う、とか)様にすれば無駄に買ってる物が少なくなります。

=やる事が、重点的に対処すると効果が高いお店だけで済むから楽な割に効果が出る

利用額が際立って多いならクレジットカードを作成

他には、年間の利用額が際立って多いお店が分かったなら、その店用に、そのお店が特約店になってるクレジットカードを作成、するのでも節約に繋がります。

例えば、Amazonの利用額が際立って多いなら、Amazon用にAmazonで還元率が高いクレカを作成します。

例えば、Orico Card THE POINT PREMIUM GOLD(Amazonで2.5%)、JCB Card W/JCB Card W plus L(Amazonで2%)、Amazon Mastercardゴールド(Amazonで2.5%)、Orico Card THE POINT(Amazonで2%)とかです。

楽天市場が際立って多いなら、楽天カード(楽天市場で4%~)等です。

利用額が多いなら、普通に作る価値があります。

それだけ他のカードで使っている時と比べて還元の差が大きくなるって事なので。

他にも、海外旅行を年1、2回とかで行く、とかなら、海外旅行保険が自動付帯のカードを作成して、それに一般の海外旅行保険の自由設計プランで足りない部分を補う(主に治療費用・救援者費用・個人賠償)様に、加入、とかにすれば、それだけ安く済ませられます。

自由設計プランは必要な部分&必要な額を選択肢から選べるので、クレカの分で十分な部分を加味して入ればそれだけ割安になります。

利用額や頻度が多いならポイントカードも作成

他には、ポイントカードをそのお店が出してるなら、そこだけはポイントカードちゃんと作ったりします。

利用額や頻度が多いなら、「毎回会計時にポイントカード出す労力&面倒臭さ」と「還元の多さ」のバランスを考えた時に割に合いやすいので。

Tポイントカードだったり、Pontaカードだったり、そのお店独自のポイントカードだったり。

Tポイントに集約するなら、JCB CARD WはTポイントに自動交換できますし、オリコカードザポイント系もTポイントに交換できます

で、集約したTポイント(店舗で貯めた物+クレジットカードのポイントをTポイントに交換した物)を使って、【SBIネオモバイル証券】での国内株への投資に使うってしたりできます。

配当とか、優待とか。

関連:SBIネオモバイル証券はTポイントを併用して国内株に投資できる!

家計簿が続かない時のおすすめのやり方のまとめ

という事で、家計簿が面倒で続かないならクイックペイまたはiD対応クレジットカードを作成して使っていけば、家計簿が簡単にできて大体自動化が可能って記事でした。

家計簿が続かない時のおすすめのやり方です。

再度流れをまとめると、

  1. クイックペイ(またはiD)対応クレジットカードを作成する
    (Apple PayやGoogle Payに持ってるクレジットカードを登録でもOKです。iPhone 7以上、Androidのおサイフケータイ)
  2. 日々の支払いをクイックペイ・iD・クレジットカード払いにする
  3. 普通に暮らす
  4. 各種明細を確認する
  5. お店・サービス毎に合計金額を出してノートに書く(後も確認できる様にしておく)
  6. 利用額が大きい所から順に対処していく

ってやり方です。

クイックペイ(またはiD)対応クレカを作成したくても審査が不安って場合があるかと思いますが、専業主婦の方も配偶者(ここでは夫)に安定収入があればクレジットカードは作成できますし、配偶者が該当クレカを作成して家族カードを追加、でもクイックペイ(またはiD)対応クレカを使える様にはできます。

家族カードも本会員とほぼ同様のサービスを受けれるので。

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